コラム

column

吊り足場ではどんな安全対策が実施されているのか?

こんにちは!東京都大田区に拠点を置き、橋梁などのインフラ設備で足場工事を展開する株式会社マックワンです。
高所での工事には、吊り足場の利用が多いです。
高所での作業だからこそ、安全対策は入念に行う必要があります。
本記事では、吊り足場での作業時に遵守すべき、労働安全衛生法について見ていきます。
 

労働安全衛生法とは

ハートを持つ作業服の男性
この法律は、「職場における労働者の安全と健康を確保」し、「快適な職場環境を形成する」目的で制定された法律です。
労働者の心身に危険を及ぼす恐れのある職場環境で、事業者が実施しなければいけない措置について定められています。
 

吊り足場の規則を定めた労働安全衛生法

1.足場の組み立て時

足場の組み立て時の規則は、第564条に記載されています。
例えば、悪天候時には作業を中止する、墜落防止のため原則幅40cm以上の作業床を設置する、工事の必要な器具などを上げ又は下ろす際にはつり綱、つり袋などを労働者に使用させるといった規則があります。
一方で、安全を守るための器具の使用を命ぜられた時、労働者はこれに応じなければいけないという、労働者側に求められた規則もあります。
 

2.有資格者の扱い

吊り足場での作業時には、足場の組立て等作業主任者技能講習を修了した者を、主任者として選任する必要があります。(第565条)
そしてこの主任者は、安全上懸念がある工事器具を取り除き、作業の進行状況を監視するといった職務内容についても定められています。(第566条)
 

3.工事の点検について

工事での点検について、第567条が定められています。
主には、その日の作業を開始する前にどんな点検をする必要があるのかという書かれています。
そして、悪天候が過ぎ去った後、地震発生後の作業で、点検しなければいけない箇所について、計9つの項目で記載があります。
 

4.吊り足場の点検

吊り足場自体の点検は、第568条に記載があります。
悪天候や地震があった後以外の日常時でも、前述した9つの項目のうち点検しなければいけない箇所が定められています。
 

【求人】体を動かす仕事をしたい方、必見!

RECRUIT

現在弊社では、正社員で現場スタッフ・足場職人として活動してくださる方を募集中です!
インフラ工事、足場工事は資格と技術を必要とする業務ですが、未経験の方であっても工具の使い方を一から指導、資格取得時には支援制度の適用をいたします。
従業員は親切で、会社に入ってきた人皆を暖かく迎えてくれます。
風通しの良い職場で働きたい方、技術を身に付けたい方、体を動かす仕事をしたい方をはじめ、皆さんのご応募をお待ちしております!
最後までご覧いただきありがとうございました!