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橋梁の吊り足場はどうやって設置されるのか?

こんにちは!
東京都大田区に拠点を置き、橋梁工事を伴う足場工事を展開する株式会社マックワンです。
高所での工事では、吊り足場を用いて作業を行う場合が多いです。
吊り足場は上から吊るす形態で設置される足場です。
そんな吊り足場は、設置される時どのような手順を経て設置されるのでしょうか。
本記事では、吊り足場の設置手順について見ていきます。
 

なぜ高所で吊り足場が利用されるのか?

虫眼鏡を持つスーツの男性
まず最初に、なぜ高所で吊り足場が利用されるのかを簡単に解説します。
吊り足場の使用が多い橋梁や高層ビルでは、地上から足場を積み上げるのが困難な場合が多いです。
そこで、橋梁の工事では橋から足場を吊るし、ビルでは工事現場の上にフックをかける方法などで、吊り足場を設置します。
こうすれば、積み上げる分の足場も不要で、工期の短縮にも繋がります。
 

工事の手順

手順1.通行規制

橋梁工事の場合、橋梁周辺の道路で交通規制を実施する場合があります。
吊り足場の設置のためです。
地上から足場を組み立てる場合、足場の設置で地上の面積も使われるため、長期間交通規制を実施する可能性があります。
しかし吊り足場は、足場が使用する地上の面積をより減らせるため、その分通行規制の期間も短縮できる見込みがあります。
 

手順2.高所作業車

吊り足場は、高所作業車で持ち上げます。
しかし高所作業車は、当然地面が存在する場所でのみ走行可能です。
河川の規模によっては、高所作業車が十分な位置まで進入できず、工事に必要な箇所全体に足場を設置できない可能性があります。
その場合、次に紹介する方法で足場の拡大を行います。
 

手順3.スライド工法

設置済みの足場から延伸方向に足場を拡大していく工法です。
河川が妨げとなり、高所作業車では手が届かない範囲にも、この方法で足場を拡大できます。
また、橋脚によって直進的に足場を設置できない場所も、橋脚を左右からかわす工法で足場を延伸可能です。
 

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