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吊り足場を組み立てる手順を解説

こんにちは!東京都大田区に拠点を構え、東京首都圏内で橋梁工事を手がけている株式会社マックワンです。
交通インフラ工事に伴う足場工事や構造物補修、保安規制、土木工事など、さまざまなニーズに対応しております。
「吊り足場はどのように組み立てられるの?」
このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
今回は、吊り足場を組み立てる手順について解説したいと思います!

組み立て手順

資材
吊り足場を組み立てる前には、準備作業が重要です。
必ず事前の打ち合わせや手順の確認を行い、工具や資材を点検します。
その後、有資格者配置と立ち入り禁止処置を行ってから組み立て作業に入ります。

親綱、スタンション等安全設備の取り付け

親綱とは安全帯をかけるために設置するロープを指します。
スタンションとは、仮設の手すりのことで、落下の危険性がある場所に取り付けます。
スタンションは親綱が掛けやすいように、間隔が10m以内になる位置に設置しましょう。

吊りチェーンと親御パイプの取り付け

吊りチェーンは1200mmほどの間隔で取り付けます。
取り付ける際は、足場の高さを考えて調節しましょう。
吊りチェーンは、あらかじめあけられた取り付け孔に設置するのが基本です。
しかし、場合によっては専用クランプを使用して、増設することもあります。
足場を乗せる親御パイプをチェーンに掛けていきます。
ジョイント部分は、クランプを使って補強しましょう。

ころばしパイプの取り付けと足場板の敷き詰め

親御パイプの上に、900mmの間隔でころばしパイプを取り付けていきます。
そして、結合したパイプの上に足場板を敷き詰めていきましょう。
足場の跳ね出しは200mm以内に納め、足場に段差ができないよう端部を突合せにします。

手すりと落下防止網の取り付け

最後に、手すりなどの落下の恐れがある箇所に、落下防止対策を施します。
吊り足場では、足場の隙間から物が落下したり、人が落下するのを防ぐために足場の下にネットを張ったり、足場自体をシートで覆うことがあります。
一通り足場が組み終わったら、最後に風対策を施して吊り足場は完成です。

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